ビジョン
NSiSは、これまで創薬や医療を中心とする分野であまり重要視されていなかった「ヒト体内のタンパク質の品質」が関わる様々な課題を解決します。
例えば痴呆やアルツハイマー病は、老化に伴って脳内の神経成長因子と呼ばれるタンパク質の不足によって発症します。
これまでの技術では、大腸菌やハムスター細胞、ヒトの胎児がん細胞などを、大きなプラントで大量培養することで治療用のタンパク質を合成してきましたが、コストが高い上、十分な品質と量の合成が困難であったため、ヒトに投与することができず、病気を治すことが諦められていました。
iPS細胞技術・再生医療等医薬品や遺伝子治療が急速に発展してきている今、体外で再生治療用細胞を安全に大量に増やすための完全ヒト型タンパク質が明らかに不足しています。
NSiSの世界初の技術は、組織別ヒト細胞を利用し、タンパク質発現ウイルスを用いて従来の50倍以上の高率で「完全なヒト型タンパク質」を合成・提供することができます。
「完全なヒト型タンパク質」は、ヒト体内と全く同じものであるため、ヒト体内で免疫による攻撃を受けず、より安全にヒトに投与できます。
NSiSは建設するラボで、GMP基準に則した「完全ヒト型タンパク質」を2年以内に提供できるようにしていきます。
事業計画
2025年
研究用試薬事業の開始と初期売上確立
- ヒト完全型タンパク質による研究用試薬販売開始
- ラボ稼働(プレGMPレベル)
- OEM・直販による販路確保
- 売上目標: 1億円
2026年
GMP取得と製品ポートフォリオ拡充、抗体データ創出
- GMP準拠製造ライン確立
- 完全ヒト抗原によるモノクローナル抗体作製・評価
- 製品数: 15製品
- 売上目標: 3億円
2027年
cGMP製品による臨床前事業およびライセンス展開開始
- 前臨床パートナー提供開始
- 製薬企業との共同開発・導入交渉
- 抗体ライブラリの外販・アライアンス活用
- 売上目標: 5億円
学術協力
京都大学医学部
国立がん研究センター
